やっと見つけた私らしさ

家事や子育てが満足にできずに自分を責めたことも

山深く自然豊かな田舎町に生まれ、60歳をすぎる年齢になりました。

年齢のせいでしょうか。

この頃いつも思い出す事は子供の頃にたくさん遊んだ中での出来事や日々の暮らしの中で父や母がさりげなく伝えてくれたたくさんの事がらです。

そしてその数々の経験が今の私の根っこの大部分を創ってくれているようにも思います。

早くに結婚をし、子育て・仕事・家の事に追われそのどれもが大切でしたが、しわよせは家事や子育てにきてその事が出来ない自分を責めて過ごしていたように思います。

色々な経験をしてきた私にこそ伝えられる事があるはず

建築会社の経理を仕事として34年が経ちました。

この年齢になりいろんなことに苦しんできた自分だからこそお伝えできることがたくさんあることにやっと気づきました。

高度成長期の中で家は建てる事が目的になっていてその先にあるものが見えづらい時代だったように思います。

そしてそれは更に私たちが父母たちから教わったたくさんのことを伝えていないことに気づくことにもなりました。

箱の中に詰めたいものは「私らしい暮らし方」そんな事をお客さまと一緒に考えていくことをこれからの人生の目標にしてなお、迎えが来てあちらへ逝く瞬間が仕事の終わりであると考えられるようになりました。

男女参画を国が唱え男女がそれぞれの良さを出しあいながら協力していく事が益々重要な時代になりました。

そんな中で「おばあちゃんの知恵袋」として生きていく事がやっと見つけた私らしさです。

投稿者

淀川洋子

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